猫に与えてはいけない食べ物-猫関連情報にゃんにも情報局

猫に与えてはいけない食べ物

猫記事

2022.12.012024.11.01

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猫ちゃんと一緒に生活していると、もっと色々なものを食べさせてあげたいと思うかもしれません。ただ食べ物の中には人間にはご馳走でも猫ちゃんには有害なものが意外と多くあります。猫に与えてはいけない食べ物が何かをしっかりと頭にいれておきましょう。

Contents

猫は肉食動物

猫は肉食動物です。人間や犬は雑食動物、馬や羊は草食動物です。動物性たんぱく質が主な食事となります。猫草とかも食べますが、食事のためではなく、胃の中をきれいにするために食べています。

では肉であれば何でも良いかというと、そうではありません。絶対に与えてはいけない食べ物や、注意が必要な食べ物がありますので、猫ちゃんと生活していく上での基本情報として覚えておきましょう。

チョコレートの素材のカカオにはテオブロミンという成分があり、赤血球を壊す作用があります。よだれ、血便、嘔吐、痙攣などの中毒症状を起こすこともあります。重度の場合は痙攣から死に至ることもあります。

玉ネギや長ネギなどのネギ類には赤血球を溶かす物質が含まれています。猫によっては少量でも貧血や血尿を引き起こす場合もあります。

アワビの肝臓に含まれるフェオフォーバイドという成分は、猫の血液中に入り紫外線を浴びることで皮膚炎を引き起こしてしまいます。特に猫の耳は日光に反応しやすく、悪化すると耳の外側が壊死して取れてしまうこともあります。人間には高級な食材でも猫ちゃんにとっては危険な食べ物のひとつです。

生のイカやタコ、エビ、カニなどの甲殻類は中毒を引き起こす可能性があります。ビタミンB1欠乏症になり、神経系に異常が出て歩行困難になることも。茹でれば中毒は防げますが、消化が悪いので量には気を付けましょう。

一昔前は猫といえば魚をくわえているイメージが定着していて、魚が注意が必要というと意外と思われるかもしれません。青魚には不飽和脂肪酸が多く含まれています。食べ過ぎるとビタミンE不足を起こし、黄色脂肪症（イエローファット）という発熱や強い痛みを伴う病気を引き起こすこともあります。

生のブタ肉にはトキソプラズマという寄生虫がいる恐れがあり危険です。基本的に肉はしっかりと過熱してから与えてください。

人間用の牛乳は猫にとっては乳糖が多く、消化しきれず下痢を引き起こす場合もあります。必ず猫には猫用のミルクを与えましょう。

猫が食べてはいけない食べ物、注意が必要な食べ物が色々とあることを理解いただけたかと思います。基本的に飼い猫は自分で食事を選ぶことができないので、飼い主さんがしっかりと食べるものを管理してあげてください。