はじめての猫

はじめての猫

初めて猫ちゃんを飼育される方は、まずはこちらをご覧ください!
猫ちゃんを家に迎え入れる前に事前に準備しておく必要があるものから、あると便利なものまで、一通りまとめました。
事前に準備を整えてから、素敵な猫ちゃんとの共同生活をスタートさせてください♪

最初に必ず必要なもの

最初に必ず必要なもの

まず猫ちゃんを家に迎え入れる前に先に用意しておく必要があるものがいくつかあります。すぐに使用するものばかりなので、猫ちゃんが家に来る前に事前に揃えておきましょう。

トイレ用品

猫ちゃんを迎え入れるにあたり、事前に用意する必要があるものの一つが猫用のトイレです。
猫ちゃんにとってトイレは非常に重要で、サイズや不衛生など何らかの理由で気に入らなかった場合、トイレ以外の場所で粗相してしまったり、トイレを我慢し過ぎて病気になってしまうこともあります。たかがトイレと思わず慎重に選びましょう。

トイレ用品は大きく分けると容器と砂が必要です。色々な種類がありますが、選ぶポイントはサイズと掃除のしやすさを基準に考えるのも一つの方法です。設置する場所やスペース、毎日の掃除などを事前にイメージして選びましょう。

キャットフード

キャットフードは高ければ良いという訳ではないのですが、何も考えず取りあえず安いものというのは絶対にやめましょう。人も猫も同じで健康な身体は毎日の食事が大きく影響しています。猫ちゃんのためにも猫専用の健康を考えたキャットフードを与えましょう。

キャットフードを選ぶ基準としては猫ちゃんの成長段階と特別なケアが必要かなどで選びます。成長段階では幼猫、成猫、高齢猫、妊娠中などです。特別なケアとは肥満とか毛玉が気になるなどです。最初は実際に色々なキャットフードを試してみて、猫ちゃんに最適な食事を見つけてください!

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食器関連

毎日使用する食器関連は清潔なご飯用の食器と水用の容器の2種類を用意しましょう。特に水は猫ちゃんにとって非常に重要で、水分補給が不十分だと脱水症や腎不全などの病気になってしまいます。常に新鮮な水を用意することは当然ですが、しっかりと飲んでいるか水の減り具合を確認して、あまり飲んでいないようであれば循環式の自動給水器などを試してみるなどの対策が必要です。

猫ちゃんの体に合わせた食器の高さも少し意識しましょう。子猫であれば高すぎるのが良くないのは想像できると思いますが、逆に大きな猫ちゃんにとっては低すぎるのも良くなかったりします。毎日の食事を観察して、食器の高さも色々と試してみましょう。

ペットキャリー

猫ちゃんを入れて持ち運びする専用のキャリーケースは必ず用意しましょう。室内飼いだから必要ないと思われる方もいるかもしれませんが、病院などの外出の際には必ず必要となります。

機能、デザインともに色々なものがありますが、あまり使用する頻度が高くないのであれば機能を優先させた方が良いかもしれません。
サイズとしては狭いと可哀そうと思われるかもしれませんが、猫にとっては体がどこかに接しているほうが逆に安心するともいわれています。大き目のキャリーの場合、お気に入りの小さめの毛布とかも一緒に入れてあげると良いでしょう。

後で用意するもの・あった方がいいもの

後で用意するもの・あった方がいいもの

最低限必要なものを揃えた後は、それぞれの猫ちゃんと飼い主さんの飼育スタイルにあわせて、必要なものを順次揃えていきましょう。

キャットケージ

猫ちゃんにとって安全な場所を作ってあげることは非常に重要です。キャットケージを中心に生活スペースを作ってあげると、急な来客などのいざという時は何かと便利です。

子猫の場合は触ってはいけないものや、危険な場所に行かないように行動範囲を制限することができます。先に飼育している猫ちゃんがいる場合には共同生活に慣れさせる期間であったり、何らかの病気で療養中の期間などキャットケージが役立つことも少なくありません。いずれも閉じ込めるためというよりは、猫ちゃんの安全のために隔離してあげるというためにケージを利用します。

爪とぎ

猫はガリガリと爪をとぐ習性があります。専用の爪とぎを用意しておかないと、思わぬところで爪をといでしまうかもしれません。

爪とぎも素材、形状で色々な種類がありますが、猫ちゃんが気に入るかどうかは個体差があり実際に使ってみないと分からないこともあります。室内で家具や壁などに爪痕がつく前に、いくつかお気に入りになりそうな爪とぎを用意しておきましょう。

爪切り

猫の爪はある程度伸びてくると専用の爪切りで切る必要があります。元気な猫ちゃんの場合、爪が伸びたままだと何気なく遊んだりしているだけでも飼い主さんの身体に爪が引っかかり生傷が絶えないなんてこともあります。思わぬ怪我を未然に防ぐためにも定期的に爪を切ってあげましょう。

猫用おもちゃ

猫ちゃんと飼い主さんのコミュニケーションや、猫ちゃん自身のストレス発散のためにも、猫用のおもちゃは大切なものです。

猫用のオモチャは猫じゃらしをはじめ、釣り竿タイプ、けりぐるみなど様々な種類、価格帯のものが売られています。ただこちらも気にいるか気にいらないかは猫ちゃん次第なので何種類かを用意してあげましょう。

キャットタワー

個体差はありますが、猫には本来の習性として高い場所に登ったり上下の運動を好む傾向があります。限られた広さの部屋で生活する猫ちゃんの運動不足解消の一つにもなります。

キャットタワーは大きく分けると自由に場所を移動させることができる据え置き型と天井と床に突っ張り棒で固定する突っ張り型があります。
据え置き型は自由に場所を移動できる反面、安定性を高めるために土台の面積が広くなる傾向があります。突っ張り型は高さを最大限に活用するため設置場所はすっきりとさせることができます。ただ天井と床に突っ張って設置するため天井の強度は事前に確認する必要があります。購入前に事前に商品のサイズと設置場所を確認しましょう。

猫ちゃんにとってはキャットタワーの一番上のスペースから部屋全体を見渡せるのであれば、お気に入りの休憩場所になるかもしれません。

猫用ブラシ

猫用のブラシは毛並みを整えるためや抜け毛を取るためなどの用途と猫の毛の長さによって様々な形状や素材のブラシがあります。
毛並みを整えるためであれば、ピンブラシや豚毛や猪毛を使った獣毛ブラシで優しくブラッシング、抜け毛を取り除くのあれば、ラバーブラシやスリッカーブラシで丁寧にブラッシングしてください。その他にも様々な種類のブラシがありますので、猫ちゃんにあわせて、何種類かブラシを用意してあげると良いでしょう。

ブラッシングの時間は猫ちゃんと飼い主さんのコミュニケーションの時間にもなります。毛の長い猫ちゃんは毎日、短い猫ちゃんでも一週間に一回はブラッシングしてあげましょう。

首輪

猫ちゃんに首輪をするのはちょっと、、、という方もいらっしゃいますが、実は役立つことが多くあります。
万が一外に逃亡してしまった時でも、猫ちゃんに首輪がついていることで飼い猫であることを伝えることができます。今は迷子札がついていて連絡先を記入できるものあるので、いざという時のために事前に対策ができます。

猫の首輪の形状でよく目にするのがセーフティーバックルタイプです。このバックルは強く引っ張ると外れるようになっています。好奇心旺盛の猫ちゃんは高い場所、狭い場所と色々な場所に入っていくので、仮に首輪が引っかかってしまっても、首輪自体が外れることで思わぬトラブルを防ぐことができます。

首輪をまったく気にしない猫ちゃんもいれば、かなり嫌がる猫ちゃんもいます。もし首輪を気にしない猫ちゃんであれば、色や形状で個性を演出したり、お洒落を楽しんでみるのもいいですね♪

あると便利なもの

あると便利なもの

現在猫関連の用品も色々と進化しています。少し余分にお金がかかるかもしれませんが、お互いにストレスなく生活するため検討してみても良いかと思います。

オートフィーダー

オートフィーダーとは、日本語でいうと自動給餌器で自動で猫ちゃんの餌を用意できる食器です。電源不要のシンプルなものから電源につなぐハイテクなものまで機能も金額も様々です。


電源不要なものは餌をセットしておけば、食べた量だけドンドンと追加されるというシンプルなものです。ただ食べる時間と量を調整できないので食欲旺盛の猫ちゃんには注意が必要です。
電池や電源につなぐタイプはタイマーをセットしておけば、指定の時間に一食分の餌が自動で用意されます。最近はスマホから操作できたり、カメラがついていたりと非常に便利なものがあります。

機能性が高いものは一人暮らしや外出が多い家庭だけでなく、上手に活用することで、猫ちゃんの規則正しい食事を毎日提供することが可能です。

ペットカメラ

ペットカメラ(ペットモニター)は、いわゆるペット用の監視カメラです。留守番中の猫ちゃんの様子をスマホなどで確認することができます。
機能もアプリで操作や録画ができたり、暗いところでも見えたりと色々なカメラが発売されています。

外出することが多い飼い主さんは、オートフィーダーと合わせてペットカメラがあれば、外出先からも猫ちゃんの様子や食事の状況を確認できるので少し安心ですね。

まとめ

初めて猫ちゃんを飼育する方にとっては必要なものが多くて驚かれている方もいるかもしれませんが、どれも猫ちゃんと快適に暮らしていくには重要なものばかりです。まずは猫ちゃんを迎える前に「最低限必要なもの」を準備しておき、生活する上で「後で準備するもの」を揃え、その後必要に応じて「あった方がいいもの」「あると便利なもの」を用意すれば良いと思います。
子猫から飼育する場合、どんどん大きくなりますので、1年後、2年後の猫ちゃんが大人になった時の生活もイメージしておくのも良いかと思います!