猫年齢と寿命

猫年齢と寿命 猫記事
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猫ちゃんは人間よりも早く歳を重ねていきます。子猫から育て始めても約一年後には身体も大きくなり成猫に成長しています。猫ちゃんが今どのライフステージなのかを把握することは非常に重要です。猫と人間の年齢比較表を掲載していますので、食事や生活、猫用品を購入するときなどに参考にしてください。 

猫の成長ステージについて

猫の成長ステージについて

猫の成長のステージは、「成長期」「成猫期」「老猫期」で分けることができます。


「成長期」は生後10ヶ月から12ヶ月ぐらいまでです。この期間は非常に重要で食事や生活など、この時期に覚えて経験したことが、その後に大きく影響します。

「成猫期」は1歳から6歳ぐらいで一生の半分ぐらいを占めます。この時期は食生活を整えて健康状態を気にすることで、猫ちゃんの寿命をさらに伸ばすことが可能です。

「老猫期」は猫の種類や個体差によって違いますが、だいたい7歳から8歳ぐらいから始まります。人間と同じように運動量や身体の機能が徐々に衰えてきます。

猫の寿命について

猫の寿命について

近年猫の寿命は大きく延びており、日本ペットフード協会の調査によると猫の平均寿命は人間の年齢で数えて15.32歳、「家の外に出ない」猫の平均は15.97歳、「家の外に出る」猫の平均は13.63歳となっています。家の外に出ない猫の平均寿命が長いのは、外に出る猫と比較して思わぬ事故や感染症のリスクが低いことが影響していると思われます。

寿命が以前よりも延びているとは言え15年は長いようで短い期間です。この時間をしっかりと意識して、たっぷりと愛情を注いであげてください。

猫ちゃんの寿命を延ばすためには、定期的に獣医さんの検診を受けることや安全な住環境の中での適度な運動、そしてバランスの良い栄養素が含まれた適量の食事を意識することなどが非常に重要です。

猫と人間の年齢比較

猫は最初の2年で人間での24歳、3年目からは1年に4歳ずつ年を取ります重ねます。例えば、子どもが小学生になったときに赤ちゃん猫を飼い始めたとすると、高校を卒業する頃には60歳以上の老猫になっています。こればかりはどうしようもないのですが、猫ちゃんが老衰で亡くなるのが受験と同じタイミングということもよく聞く話です。

人間
1ヶ月1歳
2ヶ月3歳
3ヶ月5歳
6ヶ月9歳
9ヶ月13歳
1年17歳
2年24歳
3年28歳
4年32歳
5年36歳
6年40歳
7年44歳
8年48歳
人間
9年52歳
10年56歳
11年60歳
12年64歳
13年68歳
14年72歳
15年76歳
16年80歳
17年84歳
18年88歳
19年92歳
20年96歳

※ 表はあくまでも目安です。
※ 猫種や飼育状況などにより個体差があります。

まとめ

まとめ

猫ちゃんは人間と比べると早いスピードで歳を重ねていきます。特に食事に関しては「成長期」「成猫期」「老猫期」といったステージやその時の体調に合わせた最適なものを与える必要があります。

飼い主さんのライフステージの変化に猫ちゃんの変化を重ね合わせて、しっかりと将来設計を立てて充実した共同生活を過ごしてください!

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